歯内療法とは
歯医者さんでよく耳にする「歯の神経を抜かないといけない」や「根っこの治療が必要です」といったことこそが歯内療法になります。歯内療法(歯の根の治療)は、深く進行した虫歯や外傷などによって歯が折れたりすることで歯の神経に細菌が感染してしまった時や、一度神経の治療をした歯に再び細菌が感染してしまった場合に必要となります。例えば被せ物の治療をするとします。土台となる歯の中に感染源を残したままだとするとその歯はよい状態を長く維持することができるでしょうか?つまり、歯の神経が入っているお部屋の感染源を除去し健全な状態にすることで、良い状態を維持し歯を抜かずに保存するためにとても大切な治療と言えます。
良い治療を提供するために
原因の特定 現在の状態を正しく把握することが大切となります。様々な診査や問診などから診断いたします。診断が難しい時などは必要に応じてCT撮影を行いより精密な状況判断を行います。
診療時間回数 一度の診療でお時間を長くいただくことがあります。 治療回数は処置開始時にある程度の目安はお伝えいたします(通常3回程度)。ただし状況によってはどうしても時間や回数がかかる場合があります。
最後に 当たり前ですが歯を残す努力をします。失った歯を補う治療はたくさんありますが、やはりご自身の歯に勝るものはないと思います。